2018年10月30日

リアル着ぐるみについて

現在、アメリカにおけるCM業界の事情は生きた動物をつかうことにリストラクションがかかっているそうです。

とくに動物愛護団体の力が強い米国ならではですが、いずれ日本もその方向にむかうでしょう。

商品やサービスや知名度アップを図ることがCM本来の目的ですのであえて視聴者の反発を
まねかないという意思がはたらきます。

そこで代わりに登場したCM素材が造形物のリアル着ぐるみであり
メカを仕込んだアニマトロニクスの出現です。

2008年ごろ。canonが小型一眼レフのデジカメ(EOS-kissX2)を発売しました。
おぼえておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

アフリカの大平原でかわいい我が子を撮るためライオンお父さんがカメラをかまえている構図です。

よく調教されたライオンだなあ、、と。
しかし考えてみるとライオンがカメラをかまえるはずもないわけで
どうやって撮影したのか??と当時話題になったCM、CFです。

これは完全に精工に作られたリアルな着ぐるみでした。

このような精工なリアル着ぐるみがますますイベントやCM業界で採用されるように
なることでしょう。

+写真出典+
canon
MGMリゾートインターナショナル